歯科用CT

今まで立ち位置で撮影していたレントゲン装置を替えました。

最近車いすで見える患者さんが増えて来ました。そんな時に診断としてお口全体のレントゲンが見たい時が有ります。

今回のレントゲン装置は、お口全体の撮影・歯のみの撮影・CT撮影まで一つで全部撮れる様になり、いずれも座って撮影する為に楽な姿勢ですぐに終わります。

歯科用CT 歯科用CT全景

『CTと3Dプリンター』の動画です

ではこのレントゲン装置の放出する放射線量を調べて見よう。

福島原発事故により報道で取り上げられて良く聞く言葉に『シーベルト』がある。

『シーベルト』とは、生体への被爆の大きさの単位の事を言うのね。

原子力施設で働く人達を除き、一般の人の年間被爆限度量を1ミリシーベルト以下に抑えるべきだと言われている。ミリシーベルトは1000分の1シーベルトになる。
(国際放射線防護委員会より)

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この地球に住んでいる為、何もしないでも受けている放射線を『自然放射線』と呼ぶ。

調べるとブラジルのガラバリ市街地の年間自然放射線量が1番高く10.0ミリシーベルト世界中の年間自然放射線量は2.4ミリシーベルト、日本では平均1.5ミリシーベルト

飛行機に乗っても自然放射線を受ける。
例えば東京・ニューヨーク往復すると0.2ミリシーベルトを受ける事になる。

話を戻すとこのレントゲン装置で歯の検査のみでは0.006ミリシーベルト、全歯の検査・顎関節・上顎洞の検査は0.01ミリシーベルト、3次元的に診る歯科用CT(これをコンビームCTと呼ぶ)は0.04ミリシーベルトになるのね。

これはレントゲン撮影をデジタル化する事によって得られた数値で今までのフイルムを使ったアナログ撮影だと数値は4倍から6倍にまで跳ね上がる。

つまり従来のアナログ撮影を1枚撮るのと、このデジタルレントゲン装置を使って撮るのとでは、4枚から6枚撮った時と同じ放射線量になると言う事なのね。

とても人に優しいレントゲン装置と言えるね。

歯科用CT使用図 歯科用CT使用図02

撮影風景は、こんな感じになります。

撮影の時には、さらに安全の確立の為に鉛で出来たエプロンをプロテクターとして掛けて撮影します。

放射線の影響を受け易い部位は、骨髄器官(背骨の中)と生殖器官なのね。

鉛が放射線を跳ね返すのでとても安全だけれどちと重いのだね。

歯科用CTディスプレー

このパソコンで分析しますので、お気軽にお声を掛けて下さい。

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