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理事長コラム

お茶に抗がん作用があるのか

お茶に抗がん作用が有るの???

静岡県の茶どころに、がんによる死亡率が低い。例えば静岡県に胃がんによる男性の死亡率が全国平均の約5分の1の地区があり、緑茶に抗がん作用の有る事が25年前に報告された。
緑茶の抗がん作用をあらわすメカニズムの主な物として『アポトーシス誘導作用』が有る。
『アポトーシス』とは、だれも体の中に備わっている。
『細胞に自然死を与える事』で生理的な現象なのね。
緑茶に含まれるカテキンの1種『EGCg』にアポトーシスを誘導してがん細胞を死滅させることを静岡県立大学大学院生活健康科学研究科客員教授伊勢村護先生が報告している文献が有ったので紹介するね。

アゾキシメタンと言う薬剤をラットに投与すると大腸がんの前がん病変が起こる。
このラットに抗炎症剤スリンダクと『EGCg』を投与するとこの前がん病変が著しく減少し、アポトーシスは約3倍になる。
『EGCg』単独でもアポトーシスが2倍以上に増加したと言う。
また別の実験でマウス腹腔内にがん細胞を移植すると、がん細胞は増殖する。この時スリンダクと『EGCg』を投与すると、がん細胞の増殖が著しく抑制されたと言う。(大石智一先生提供)

まあ最近の疫学調査の研究では、緑茶が胃がん、前立腺がん、肝がんなどのリスクを減らしたと言う報告がある。
臨床試験で前立腺がん予防に緑茶が効果が有ったと言う論文もある。
結果を出すには、まだ早いと言うが、緑茶の効用を考えると毎日極端に熱くしない程度でお茶をできるだけ多く飲む事で健康維持に役立てる事ができると思うのね。
良いと思う事は、健康維持の為にやって見る事も良いのではないかな!!!

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