Whitening
ホワイトニング
ホワイトニングについて

ホワイトニングとは、プラスチックやセラミックといった人工的な材料で変色を被い隠すのではなく、特殊な薬剤を使って歯の中の色素を分解させる方法です。歯を削らずに“自然な白さ”を得ることができます。 アメリカでは大変ポピュラーな方法ですが、近年日本でもホワイトニングを行うための薬剤が厚生労働省で認可されたことにより、ホワイトニングを希望される方が増えてきました。
なぜ歯は変色するのか
歯はもともと白くなく、わずかに黄みをおびた色をしています。肌の白さが人によって違うように、歯の色にも黄みや赤みがあり個人差があります。茶渋やタバコのヤニ、歯垢など歯の表面についた汚れによる変色は、それらの付着物を取り除くことで本来の白さを取り戻すことができます。しかし、歯の内側から変色した場合には、歯磨きやクリーニングで白くすることはできません。
飲食物
コーヒー・赤ワイン・タバコなど、色素の濃いものを日常的に摂取することで変色します。
むし歯などの病気
むし歯などで神経が死んでしまった、または金属のつめものによって変色を起こします。
歯への負担
歯の磨きすぎ、歯ぎしり、加齢などで歯のエナメル質が薄くなり、内側の象牙質が透けて見えます。
薬や遺伝
幼児期に抗生物質を摂取したり、先天性代謝異常や遺伝性疾患などが原因で変色します。
ホワイトニングの種類
ホワイトニングにはおもに3種類の方法がありますが、どの方法であっても、むし歯などは治療し、歯の表面の汚れをクリーニングで落としてから行います。
オフィスホワイトニング
歯科医院で行う方法です。歯の表面に特殊な薬剤を塗り、光を照射して薬剤を活性化させ、短時間で歯を白くします。急ぎの方におすすめです。
利点は、即効性があり、短時間で歯を白くすることができます。欠点は色の後戻りが早い、施術後に痛みを感じる場合があるなどがあります。
治療期間の目安 | 1日 |
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治療回数の目安 | 1回 ※ご希望の方は複数回治療を受けることも可能です |
費用 | 1本あたり550円(税込) 【例】 20本の場合11,000円 |
Merit
メリット
- プロによる施術でムラなどの仕上がりの心配がない
- 早い段階で効果を感じられる
Demerit
デメリット
- 薬剤がしみる場合がある
- 健康保険で治療ができない
ホームホワイトニング
ご自宅で行う方法です。おロの中の型をとり、専用のマウスピースを作製します。マウスピースに薬剤を塗り毎日装着することで、2~3週間かけて歯を白くしていきます。 利点は、毎日好きな時間に自分のペースで行えること、また時間をかける分、後戻りが少ないことです。欠点は、効果が現れるまでに時間がかかることです。
治療期間の目安 | 2週間 |
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治療回数の目安 | 毎日 |
費用 | 27,500円(税込) |
Merit
メリット
- 自宅で自分のペースで施術できる
- 白さが継続しやすい
Demerit
デメリット
- 効果が出るまでに時間がかかる
- 健康保険で治療ができない
デュアルホワイトニング
オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを併用する方法です。単独方法よりもそれぞれの利点を最大限に引き出すので、時間の短縮と歯の白さの安定をもたらし、最良の効果を生み出します。
治療期間の目安 | オフィスホワイトニング1日・ホームホワイトニング2週間 |
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治療回数の目安 | オフィスホワイトニング1回・ホームホワイトニング毎日 |
費用 | 22,000円+オフィスホワイトニング1本ごとに550円追加(税込) |
Merit
メリット
- 短期間で効果が実感でき、白さも持続する
- 色ムラが少なく、より自然な白さになる
Demerit
デメリット
- 施術期間中は飲食物に気をつけなくてはいけない
- 健康保険で治療ができない