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理事長コラム

『大往生したけりゃ医療とかかわるな』という新書を読んで

日本SOD研究会報のNo.161号で丹羽耕三博士が紹介していた話題のベストセラー『大往生したけりゃ医療とかかわるな~自然死のすすめ』中村仁一医師著幻冬舎新書刊を読んでみた。
この中に医療に対する15の質問が有った。

①ちょっと具合が悪くなるとすぐ医者にかかる?
②薬を飲まない事には病気は良くならない?
③病名がつかないと不安?
④医者にかかった以上、薬を貰わないと気が済まない?
⑤医者は病気の事なら何でもわかる?
⑥病気は注射を打った方が早く良くなる?
⑦良く検査するのは熱心な良い先生だ?
⑧医者にあれこれ質問するのは失礼だ?
⑨医者はプロだから、自分に一番良い治療を教えてくれるはず?
⑩大病院ほど信頼できる医者が沢山いる?
⑪入院するのなら大病院、大学病院の方が安心できる?
⑫外科の教授は手術がうまい?
⑬マスコミに登場する医者は名医だ?
⑭医学博士は腕が良い?
⑮リハビリはすればするほど効果が出る?
この質問はなかなか現代の医療事情をついていると思うのね。

良く相談に見えるのは、色々なお医者さんに12種類もの薬を飲まなければならないと言われ毎日、朝・昼・晩と欠かさず飲み続けていたが最近、口の中が乾き何を食べても美味しく感じなくなったと言う。

薬を調べると唾液の出を抑えてしまう薬も含まれている。

薬同士が薬効を打ち消しあうものも有り、副作用を増強するものもある。

こういう時に相談の患者さんになんと説明すればよいかいつも迷う。

この本の著者の中村仁一先生が本の中で『日本人はあまりにホイホイと病院に行きすぎる。

それは健康保険のおかげでわずかな治療費の負担で医者に罹れる事や素人判断で様子を見ていて手遅れになったらどうするのかと言う医者側の脅しが聞いているせいで、ちょっと頭が痛いだけですぐCT検査を希望する状況にある。

アメリカの権威ある学術専門誌編集長が病気の80%は医者にかかる必要はない。罹った方が良いのが10%強、罹ったために悪い結果になったのが10%弱あると言った。

病院とは本来危ない恐ろしい所で軽い病気で病院に行って重い病気をお土産にもらって帰る可能性がある。それゆえ、病院は命がけで行く所なんです。』と言っている。

②の薬についても丹羽博士がいつも口癖の様に言っている化学薬品は常用していると必ず何らかの副作用が伴うし、決して病を治すのではなく抑えるだけのものだ。

中村先生も本の中で『風邪など原因の大部分がウイルスの場合、安静に保ち・保温・栄養に気を付ける事。発熱の助けを借りて自分で治すしかない。医者に掛かったからといって早く治せるわけではない。色々出てくる症状というものは早く治そうとする身体の反応でそれをむやみに抑えるのは自然治癒を邪魔する事になりかえって治りを遅らせる事になる。・・・・』と書いている。

③も感染症などの原因のはっきりしたもの以外は病名の特定は難しいそうだ。『難病や生活習慣病はその原因が、生活習慣・老化など多岐に渡り特定できない。従って完治も無い・・・・』と言っている。

丹羽先生も難病・生活習慣病・老化に完治は無いと言っていた。

この様に最前線で活躍している先生達が本音を話す。『ここ30年・40年近代医学の発達に幻惑され、また医療が非常に手軽に利用できる状況が生まれた。その為身体内部から発せられるサインをキャッチする能力を他人(医者)任せにした結果が良くない。だいたい本人に治せない物が医者が治せるはずが無い。異常サインをキャッチする能力があれば突然死が起こるはずが無い。起こると言う事はキャッチする能力を失ったか軽視・無視した結だと思う。人間というこんなに精巧にできたものが、何の兆候もなく突然ぶっつぶれる事は無い。』と中村先生は言い切る。

この本のテーマ『自然死について』こんな事が書かれている。自然死に至る脳の変化は、食べなくなると『飢餓状態』は、脳内にモルヒネ様物質が分泌される。『脱水状態』になると意識レベルが下がる。『酸欠状態』になると脳内にモルヒネ様物質が分泌される。『炭酸ガス』が貯まると麻酔作用が出て何の医療措置も行わなければ死に際は夢うつつの気持ちの良い、穏やかな状態になるそうだ。

『ここ数十年前から死にかけるとすぐに病院に行く様になった。病院では出来る限りの事をして延命を図る。しかし死を止めたり治したりは出来ない。治せない死に対して治す為のパターン化した医療措置をする。・・・・これがせっかく自然が用意してくれた、ぼんやりとして不安も恐ろしさも感じない幸せムードの中で死んでいける過程をぶち壊している。』と言う。

少し暗い話になったね!!!

まあここで言いたかった事は、毎日ストレスを適度に発散して楽しく過ごし偏らない食事を摂る事によって健康は保てるもので必要以上に病院へ行こうと言う気持ちを少し抑えた方が身体へのストレスが掛からないし、楽しい毎日がおくれるのね。
診療中に私が良く話をする様に薬・メスを体に入れる事は身体にとってはとってもつらいストレスになるのだね。だから日頃から病院に掛からなくても良い身体を作って置く事が大事なのだねぇ☆彡☆彡☆彡

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