むし歯にならない生活習慣
たかが『むし歯』と軽く片付けられそうな言葉だけれど放って置くと大変な事態に発展する事も知っておく必要があるのだねぇ。
ご存知の様に『ムシ歯』を放って置くといずれは歯の中の神経が血液でいっぱいに成り内圧が高まると神経の興奮が起こり痛みを発するのだね。
これを『歯髄充血』と呼ぶ。
この状態の時は、まだ軽度なので元に戻って痛みが自然に無くなる場合もある。
しかしこの状態を放置すると口腔内の雑菌が歯の神経を犯し神経の炎症を起こす。
これを『歯髄炎』と呼ぶ。
此処まで来ると早めの治療が必要になってくる。
これを放置すると冷たい物に痛みを発するだけでなく、何もしないのに痛みを感ずる様になる。
そうすると夜になると痛みが増し、夜も眠れない様になる。
それでも仕事が忙しくて通えなかったりするとこの状態では、自然に痛みが引く事は無く、時にはこの痛みが引き金になって一時的な三叉神経痛を起こし側頭部にまで痛みが放散する事もある。
また学童期に『むし歯』を放置すると咬めなくなり、片噛みの習慣が付き顎の成長のバランスが崩れる。
そうすると大人の顔に成った時に顔の中央がずれて見える状態に成り易い。
つまり顔が曲がった状態に成り、美容上良く無いよなぁ。
また顎の成長が順調にいかないと大人の歯に成った時に綺麗に歯が並ばなくなり『歯列不正』に移行し易くもなる。
何より悪いのは、食に偏りが出て成長期の栄養がまかなえない事なのね。
だから『たかがむし歯』と無視しては、いけないのだよぉ!!!
成ってしまった『むし歯』は、早く無痛治療をしてもらうしか無いが、むし歯に成らない生活習慣を付ける事が、とても大事だよ。
健康な歯を保つポイントをあげて見よう。
1)定期検診を受ける。
かかりつけ歯科医を見つけて定期的にプロのケアを受ける必要がある。
2)規則正しい食生活
規則正しく、バランスの取れた食生活を心掛ける。
3)正しい歯磨き習慣
食後は、正しい方法で歯磨きをする。
4)唾液を沢山出す
歯を守る力を持つ、唾液を沢山出す。
この中で特に注目されて来た事が『良く噛んで、唾液を沢山出す』事なのね。
歯を守る唾液の力とは!!!
1)むし歯菌を洗い流す
食後に、お口の中で増えるむし歯菌を洗い流す作用がある。
2)歯の失われた成分を取り戻す
酸によって歯から失われたカルシウムを唾液中から歯の中に戻す作用がある。
それでは『唾液を沢山出す為には、どうすれば良いか?』
それには『良く笑い』『よく話し』『良く噛む』事が一番なのね。
こうする事で顔の筋肉が活発に動き、唾液腺が刺激され唾液が沢山出る。
人と楽しく話しながら食事をする事もむし歯予防には、大切な事だよなぁ。
また歯から溶け出したカルシウムは、唾液からしか歯に取り戻す事ができない事もわかってきた。
そこで良く噛む習慣を身につける為にガムを咬む事を取り入れてみてはどうだろう?
唾液が沢山出て、むし歯予防に効果的である。
さらにカルシウムやフッ化物を配合したガムは唾液の力をパワーアップさせるのでより効果的だよ。
音羽歯科にも置く様にしたので、音羽スタッフにお声を掛けて下さい。?
POs-CaFと言うガムで業界初の水溶性カルシウムとフッ素が配合されている。
長い間、咬む事が出来る様設計されて居るので唾液が沢山出る。(従来品比較)
味は『ペパーミント』『マスカット』『ストロベリー』の3種類のフレーバーを用意してます。
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