サプリメントって、何?(その4)
サプリの原料は、天然成分で出来ているか?
大きく分けて原料には、『合成原料』と『天然原料』に分けられる。
合成の栄養成分としては、価格が安価、含有率が高いので小さな粒にまとまるメリットが有るが、不要な化学物質混入の可能性が有るというデメリットも持つ。天然由来の栄養成分は、食物に極めて近く、生体内利用率が高く不要な化学物質が混入しにくいメリットを持つ。反面、製造価格は、高く付く事と粒が大きく成りがちになる。
私は、天然原料を使ったサプリが安心して長く飲めると考える。 合成原料には、不要な化学物質の混入のリスクが有る。 天然原料は、食べ物を濃縮、抽出した物で、体にとって異物ではない。 また目的成分以外にも有効成分が含まれる。 例えば、ビタミンCを摂取する目的でアセロラを使用したとする。 これには、ビタミンC以外にもアントシアニンやケルセチンなどの有効成分を一緒に摂取する事が出来る。
『合成材』と『天然材料』の生体利用性(体に吸収される量)を調べる投与試験(ラット・ヒト対象)を行った結果も天然材料に軍配が上がった。
サプリは、毎日の食事に追加して摂取する物であるので、できるだけ食べ物に近い素材で有る事が良いのではないかと考える。
これは、音羽歯科で推奨する㈱ヘルシーパスのマルチビタミン
裏に『原材料表示』がどのサプリにも記載して有る。
上は、コンビニなどで見かけるマルチビタミンと称する原材料表
下は、㈱ヘルシー・パスで作られた物。比べて分かる事は、赤○字で囲った、ビタミンB1の取り上げる位置に着目だよ。
上は一番下、下は上位に示されている。しかも『酵母(・・・)』と記載が有る。
どういう事が分かるかと言うと、原材料表は、成分の多い物から上位に記載する規則がある。
上は、糖分・添加物が主体で栄養成分は少し、保存料を使用、合成の栄養成分が主体だなぁと読む。
下は、栄養成分が主体で、添加物は最小限、保存料は不使用、さらに天然由来の栄養成分が主体だなぁと呼んで。