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理事長コラム

花粉症について

日本人の3人に1人、つまり3割以上の人が『花粉症』だと言われている。
ご存知の様に杉の花粉が原因に成っている事が多いのだね。
でも『杉の花粉』が多く飛ぶ山の中より都会に花粉症が多いのは、車の『排気ガス』などの空気中の化学物質と花粉が何らかの反応を起こしているのでは無いかと考えられている。
田舎では、花粉は土に吸収されてしまうが、都会ではコンクリートに跳ね返されいつまでも空気中に浮遊するのが悪いのだねぇ。
『日本SOD研究会』の丹羽博士は、食生活の欧米化やストレスの多い現代社会がアレルギーを起こし易くしているとおっしゃっている。
『花粉症』とは、杉・ヒノキなどの花粉が原因となって、くしゃみ・鼻水などのアレルギー症状を起こす病気の事で季節性アレルギー性鼻炎とも呼ばれている。
『アレルギー性鼻炎』は、原因物質(アレルゲンと言うよ)の種類によって2つに分類されるね。

 

■通年性アレルギー性鼻炎
アレルゲンが1年中有るので症状も1年中起こる。
主なアレルゲンは、ダニ・ハウスダスト・ゴキブリなどの幼虫・ペットの毛・フケなどだね。
症状は、ゼンソクが多く、アトピー性皮膚炎などを合併する事が多い。

 

■季節性アレルギー性鼻炎
これが花粉の飛ぶ時期のみに限定して症状が出るので『花粉症』と呼ばれるのだねぇ。
日本では約60種類の植物により花粉症が引き起こされると報告されている。
主なアレルゲンは、杉・ヒノキ・カモガヤ・オオアワガエリ・ブタクサ・シラカバなどだと言われているのね。
症状は、鼻づまり・鼻水・くしゃみの他、目のかゆみ・充血を伴う事もあり、その他、喉のかゆみ・皮膚のかゆみ・下痢・発熱(熱っぽさ)が現れる事もある。
シラカバ・ハンノキ・イネ科の花粉症には、口の中が痒くなったり腫れたりする口腔アレルギー症候群と呼ばれるものもあるのね。

 

それではアレルギー反応とはどうして起こるのか???

花粉と言うアレルゲンが喉や鼻から進入すると体内のリンパ球がこれを受け入れるかどうかを考える。ここで体外に排除すると判断すると身体にはこのアレルゲンと反応する物質を作る仕組みがあるのだねぇ。
この物質の事をIgE(イムノ・グロブリンイー)抗体と呼ぶのね。
このIgE抗体が出来た後、再び同じ種類の花粉が入ると鼻の粘膜にある抗体と結合する。
その結果『ヒスタミン』が分泌されて、花粉を体外に放り出そうとする。
その作業がくしゃみや鼻水であり、花粉を体内に入れない様にする為に鼻づまりが起こるのね。

 

花粉症対策には???

1)花粉をブロックする!!!
マスク・ゴーグルをする。特に鼻・口元をしっかり覆うマスクをね。
部屋の入り口に注意する事ね。つまり花粉を部屋まで持ち込まない事。
玄関マットやカーテンなどは、花粉の温床になるのね。
花粉を溜めない部屋作りをする。掃除のしやすい環境を整えて置こうね。
衣服にも注意だよ。起毛製品は花粉が付き易いので、なるべく表面がすべすべした素材を選んで着る様にしようね。

 

2)花粉症に負けない身体作りをする!!!
①食事
日本人は、やはり和食が良い。丹羽博士が先ほど述べていた様に食事の欧米化が免疫機能を下げているのね。
また野菜は、毎日欠かさず十分に取る事。人の身体は、アルカリ性に保つ事で無病で問題なく活動が出来るのね。
インスタント食品やジャンクフードはほどほどにだよなぁ。
②運動
身体をめぐる血液が栄養・酸素を細胞に運び、老廃物を排除する。
良い栄養を摂っても傷ついた細胞に運べなければ意味が無く排泄されるのね。だからウォーキングやジョッキングなどの有酸素運動で血液循環をアップさせようね。
③ストレスを溜めない
ストレス過多は自律神経のバランスを崩し、免疫力低下に繋がるなぁ。
④規則正しい生活
できるだけ、毎日決まった時間に食事を摂り、早寝・早起きを心がけ十分な睡眠を摂る事だね。

 

それでは花粉症対策に役立つ栄養素について触れてみるよ!!!

1)ヨーグルトの効果について
ヨーグルトの中に含まれる乳酸菌には腸内環境を整える効果が有るが花粉症などのアレルギーに大きく関係していることがわかった。
腸は食べ物を消化吸収する作用が有るが、細菌・ウイルスが一番進入し易い器官でも有る。
従って免疫システムの7割が腸に集中しているのね。
腸内環境を整えると同時に体内の免疫細胞のバランスを整えるのだねぇ。
だからヨーグルトを食べると体質改善が進み、アレルギー症状の緩和にも繋がると言う事ね。
実際、ヨーグルトを花粉症患者に摂取させた実験で花粉症の症状が改善されたとの報告も有る。
(ドクター・サプリの(株)ヘルシーパスより、医科バイオティクス学参照)

 

2)EPA(オメガ3系脂肪酸)について
免疫細胞が、身体を外敵から守る為に分泌する物質(外敵を攻撃する為の化学兵器と思って)は、私達が食事から摂る脂質を原料に作られているのね。
近年のアレルギー症状の悪化は、花粉や化学物質などのアレルゲンが増えた事と食物から摂取する脂質(オメガ6系とオメガ3系)のバランスが悪くなっている事も影響していると言われる。
オメガ6系脂肪酸とオメガ3系脂肪酸から誘導される生理活性物質は、お互い真逆な作用を持つ。

 

3)オメガ6系脂肪酸から作られる生理活性物質は???
免疫反応を激しくする。動脈壁にプラークを作り、血栓を形成し、心血管系の病気を増やし、発ガンのリスクを高めると言われている。

 

4)オメガ3系脂肪酸から作られる生理活性物質は???
体内の炎症・アレルギーを抑制すると言われている。

 

5)こうしてみるとどういう食生活が良いか分かる。
オメガ6系脂肪酸が多く含まれる肉・加工食品・スナック菓子などは減らすべき油だなぁ。
オメガ3系脂肪酸が多く含まれる青魚の油(DHA・EPA)・亜麻仁油・シソ油・えごま油などは増やすべき油なのね。

 

6)まあ、オメガ6系脂肪酸(動物性脂肪・リノール酸など)を減らす事が良いのだが、現代人にとって、これらが多く含まれる加工食品やファーストフードを全く利用しないと言うのは、食生活の大幅な変更を伴い、難しい事だと思う。
そこで現実的な策として、摂取量が不足しがちなオメガ3系脂肪酸を意識して摂取する事で脂肪酸のバランスを整える事なのね。
好き嫌いが有り、青魚など食事で補えないと言う場合は、音羽スタッフにお気軽にお声を掛けて下さい。

 

7)また日頃からSOD作用(活性酸素除去作用)のある丹羽研究所のSOD様食品やアスタキサンチンを摂取しておく事も大切だよなぁ。

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