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理事長コラム

喫煙で肺の遺伝子変異年間150個

国立がん研究センターらの国際チームが11月4日付の『米科学誌サイエンス』に喫煙と遺伝子変異の関係について発表したので紹介するね。
内容の要旨は、たばこを吸う本数が多いほどDNAが傷つきやすく、1日1箱を1年間吸い続けると肺の細胞では遺伝子に150個の変異が生じると言う研究結果だった。

遺伝子変異の数は、肺150個喉頭97個咽頭39個口腔23個ぼうこう18個肝臓6個(1日1箱を1年間吸い続けた場合):国立がんセンターによる 遺伝子の変異はがん発症の危険性を高めるとされ禁煙の重要性を示した。この様にたばこの影響を部位ごとに詳細に解析したのは初めてだと言う。

チームは、日本を含むアジアや欧米の5000人以上のがん患者についてがん細胞のゲノム(全遺伝情報)を解読したと言う。結果は先ほど記載した通り患者の喫煙歴をもとに1日1箱を吸い続けたときの影響を推測すると肺は150個、喉頭は97個、咽頭は39個、口腔は23個、ぼうこうは18個、肝臓は6個の変異が1年間に発生し生涯蓄積されていると言う。

変異の起こり方は部位によって違いが有る事も判明したそうだ。肺・喉頭・肝臓などはたばこに含まれる発がん物質によって変異が引き起こされていた。ぼうこう・腎臓では、喫煙の影響で細胞のDNAを修復する働きに異常が生じた可能性があるとわかった。

国立がん研究センター分野長の柴田龍弘先生は『変異ができる仕組みが解明できれば、がんの予防や治療に役立つ』と言っていた。
以前にも『禁煙の勧め』について書いたが、1日1箱吸う事が今回の疫学調査の元になっているのでどうしても止められない場合は、1日の吸う本数を数本に減らしてみたらどうだろうか???
ただし遺伝子に異変が出たら必ずその場所のがんになるわけでは無いので今まで吸い続けた人もこれからの人生の生き方でかわると思う☆彡☆彡

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