自律神経とは
kranke Gさんの質問「自律神経って、何???」
『先生の話の中に出てくる、自律神経ってどんな神経ですか???』
自律神経って、自分では刺激する事も出来ない神経なのよ。
心臓はじめ各臓器を支配している自動的に働く神経の事。
この神経がこれから身体の不調を訴える時に関係してくるのね。
働き方が全く逆の2つの正の神経と負の神経からなる。
事を起こそうとする時(怒った状態の時)作動する正の神経を『交感神経』と呼び、眠った時、リラックスしている時に作動する負の神経を『副交感神経』と呼んでいるよ。
『交感神経』を活動の神経、『副交感神経』を休息の神経とも呼ぶ。
いつもいらいらして怒りぽいと『交感神経』が作動する。
この神経は、心臓の鼓動を増し、瞳孔を散大させる。(瞳孔を開かせる)
この時は、がん細胞と戦うリンパ球が活動しなくなると言われている。
逆にゆったりとして楽しんでいる時、睡眠を取っている時などは、『副交感神経』が作動する。
この時こそ、がん細胞と戦うリンパ球(特にNK細胞なんて呼ぶよ)が増えると言われている。
また暑い日が続き季節の切り替えしが上手く行かない時に出やすい症状に動悸・めまい・頭痛・下痢・ゆううつ感が出るが、検査してもなんら異常が見つからない事が有る。
これこそ、この自律神経の切り替えが上手く出来ない為に起る。
『自律神経失調症』と言う診断を聞いた事が有る人も居ると思うが、まさにこの状態なのね。
予防するには、『生活のリズムの乱れ』『過度のストレス』を避ける生き方が良いんじゃないかぃ。