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子供の歯科矯正のメリット・デメリット!マウスピース矯正がおすすめの理由や費用相場も解説

子供の歯科矯正のメリット・デメリット!マウスピース矯正がおすすめの理由や費用相場も解説

子供の矯正治療は、見た目を改善するだけでなく、噛み合わせや歯磨きのしやすさも改善できます。

大人になってからでも矯正治療はできますが、年齢が高くなるにつれてできない治療も増えてくるため、口の中の健康や心身の発達を考えるのであれば、子供の時期に始めてあげることが非常に大切です。
とはいえ、まだ小さなお子様に矯正治療を受けさせることに抵抗がある親御様も多いのではないでしょうか。

この記事では、子供の歯科矯正の種類やメリット・デメリット、費用相場などについて詳しく解説します。子供に矯正治療を受けさせるべきかお悩みの方や、治療の種類や費用などの具体的な情報が知りたい方は、ぜひ最後までご覧ください。

子供の歯科矯正は段階的な治療が必要!

子供の歯科矯正は段階的な治療が必要!

子供の歯科矯正は、乳歯と永久歯が生えている時期に行う『1期治療』と、永久歯が生え揃った時期に行う『2期治療』の2段階に分かれているのが特徴です。

1期治療であごの骨格の土台作りを行い、2期治療で歯並びをきれいに整えるというふうに段階的な治療を行うことで、将来美しい歯並びになる可能性を高めていきます。

ここでは、1期治療と2期治療の特徴や開始時期を紹介していきます。

1期治療

1期治療は、乳歯が生え残っている3〜12歳くらいまでの混合歯列期(乳歯と永久歯が生えている時期)に行う矯正治療のことです。

一般的には、乳歯から永久歯へと生え変わる6〜7歳までに開始します。それ以降になると、前歯の永久歯の位置が乱れた状態で動かなくなったり、奥歯が生え変わり始めたりするため、矯正装置が不安定になりやすく効果が得にくくなる場合があります。

1期治療の目的は、主に適切なあごの成長を促すことです。将来生えてくる永久歯をきれいに並べるための土台を作るために治療を行います。歯並び自体を整えるような治療ではなく、床矯正やマウスピース矯正などの比較的簡単な装置を使い、あごの骨を正常な幅に拡大させていきます。

つまり1期治療とは、本格的な矯正治療(2期治療)に入る前の準備的な治療なのです。

なお、1期治療は1〜2ヶ月に1回程度通院し、2年前後かけて行うのが一般的です。1期治療の目的をある程度達成した後は、歯の生え変わりや成長の具合を3〜6ヶ月に1回程度観察し、2期治療に入るか、2期治療を行わずに保定・観察期間に入ります。

2期治療

2期治療は、11〜12歳以降の永久歯が生え揃った後に行う矯正治療のことです。

大人と同様にワイヤーの矯正装置を使用して、永久歯を適切な位置に移動させるような本格的な矯正治療を行います。

抜歯の必要がある場合もこの時期に行い、歯並びや噛み合わせを全体的に整えていきます。先に1期治療を行った場合は、永久歯が生えてくる位置をある程度コントロールできているケースが多く、抜歯をせずに2期治療ができる可能性も高まるでしょう。

現在では、目立たず衛生的なマウスピースを用いた2期治療も行われているため、見た目や衛生面を気にせず治療を行うことも可能です。

一般的に、2期治療は1ヶ月に1回程度通院し、2年前後かけて行います。歯並びや噛み合わせがきれいに整った後は、リテーナーという保定装置を使って歯が動かないよう最低でも1年以上、一般的には2〜3年程度の保定・観察期間をとることになります。

子供の歯科矯正を段階的に行うメリット

子供の歯科矯正を段階的に行うメリット

歯科矯正は大人になってからでも始められますが、子供のうちから段階的に行った方が、より多くのメリットが期待できることをご存知ですか?

ここでは、子供の歯科矯正を段階的に行うメリットを5つ紹介します。

あご自体の成長をコントロールできる

あごの成長をコントロールする治療は、成長期の子供にしかできない治療です。

あごの骨を拡大して永久歯が並ぶスペースを確保することで、健康的で理想的な歯並びを作り出したり、抜歯せずに2期治療ができたりなど、多くのメリットが得られます。

骨が柔らかく歯が動きやすい時期に治療できる

成長期の子供は、あごの骨が柔らかく歯を動かしやすいのが特徴です。そのため、強い負荷をかけなくても歯の位置を調整しやすく、歯が動くことによる痛みも軽くて済むというメリットがあります。

矯正装置を装着することで、はじめのうちは痛みを感じるかもしれませんが、徐々に慣れて気にならなくなります。

噛み合わせが整う

子供の歯列矯正では、噛み合わせを整えることも可能です。

上あごと下あごの位置やバランスがずれたまま成長してしまうと、出っ歯や受け口などの不正咬合やあごの関節が痛くなる顎関節症の原因となったり、場合によっては骨格のずれを整える外科手術が必要になったりすることもあります。

また、噛み合わせは栄養の吸収効率の向上や脳への刺激にも影響するため、子供のうちから段階的に歯列矯正を行うことが大切なのです。

虫歯や歯周病のリスクを減らせる

子供は虫歯だけでなく歯周病のリスクも高いものです。

歯並びが悪いと凸凹に食べカスが残って虫歯や歯周病になるリスクがさらに高まりますが、子供のうちから歯科矯正をすることで歯がきれいに並んで凹凸が減り、歯を磨きやすい環境を作り出すことが可能となります。

それにより、将来的な虫歯や歯周病のリスクが減り、より多くの歯を残すことにつながるのです。

結果的に矯正期間が短くなる

子供のうちから歯科矯正を行うことで、永久歯が生えるスペースを確保しながらあごの成長をコントロールしたり、永久歯が正しい位置に生えたりするように導くことができます。

そのため、2期治療の期間が短くなったり2期治療自体が必要なくなったりする可能性があります。

子供の歯科矯正のデメリット

子供の歯科矯正のデメリット

子供の矯正治療を検討する際は、メリットだけでなくデメリットも理解しておくことが重要です。そこでここでは、子供の歯列矯正のデメリットを3つ紹介します。

セルフケアを怠ると虫歯のリスクが高まる

固定式の装置で治療を行う場合、歯と装置の隙間に食べカスが挟まりやすく、歯磨きもしにくくなるため、虫歯になるリスクが高まる可能性があります。

お子様自身の歯磨きのみでは、きちんとケアできないことが多いです。歯磨きの際は、親御様が仕上げ磨きをしたり、おやつの質や量を管理したりなど、きちんと管理することが重要になります。

一時的に歯並びが悪くなってしまうことがある

子供の歯列矯正では、治療の途中経過で一時的に歯並びが悪くなってしまうことがあります。

よくあるのが、歯と歯の間に隙間ができるケースですが、これは顎が正しく成長したり歯並びを整えるために歯が動いたりしている証拠といえる現象であるため、特に心配する必要はありません。

ただし、上唇小帯(前歯の中央にあるスジ)の発達などで隙間が閉じないケースもあります。そのような場合は、特別な対処が必要です。

本人の努力が必要になる

子供の歯列矯正では、自分で取り外しができるタイプの装置を使用することも少なくありません。

取り外しができる装置の場合、歯磨きがしやすくなる反面気軽に取り外せてしまうため、装着時間が守れず、良い治療結果が出にくくなる可能性があります。

そのため、子供の歯科矯正は子供自身が治療に前向きでなければいけないのです。

子供の歯科矯正(2期治療)にマウスピース矯正がおすすめの理由

子供の歯科矯正(2期治療)にマウスピース矯正がおすすめの理由

 2期治療では大人と同じワイヤー矯正で歯並びを整えることが多いですが、見た目が気になるなどの理由から、お子様が治療を嫌がることもあります。

そのような場合、透明のマウスピースを装着する『マウスピース矯正』がおすすめです。

取り外しができて衛生的

マウスピース矯正は、食事や歯磨きのときは装置を自分で外してもよいため、固定式のワイヤー矯正よりも口の中を衛生的に保ちやすくなります。

また、取り外したときにマウスピース自体の洗浄ができるのも、マウスピースのメリットのひとつだといえます。

​​金属アレルギーの心配が不要

マウスピース矯正は、マウスピース自体に金属を一切使用していません。そのため、金属アレルギーのあるお子様も安心して使用できます。

痛みが少ない

マウスピース矯正は、柔らかいプラスチックでできていることから、ワイヤー矯正と比べて口の中に当たる痛みが少なく、口内炎もできにくいのが特徴です。

また、中高校生の場合は部活動中に転倒したり人とぶつかったりして口の中を怪我する可能性がありますが、マウスピース矯正であれば取り外しができるため、怪我のリスクを抑えられます。

見た目のコンプレックスがない

従来のワイヤー矯正は、歯に直接ブラケットとワイヤーを装着することから、見た目がコンプレックスになってしまう可能性があります。特に多感な中高生の場合は、喋ったり笑ったりすることすらできなくなってしまうこともあるようです。

しかし、マウスピース矯正は透明で装着していることが分かりにくいため、周りに気づかれずに矯正治療ができます。

通院回数を少なくできる

2期治療の対象となる年齢は、大人と比べてスムーズに歯を動かしやすいのが特徴です。この時期にマウスピース矯正を行うことで、大人になってから矯正治療を受けるよりも治療期間を短く、通院回数も少なくできます。

特におすすめなのが『インビザライン』というマウスピース型カスタムメイド矯正装置です。

歯が整っていく過程を専用のコンピューターでシミュレーションし、その過程に適したマウスピースを一度に制作できるため、通院回数を最低限に抑えられます。

子供の歯科矯正の費用相場

子供の歯科矯正の費用相場

最後に、子供の歯科矯正の費用相場を紹介します。お子様の矯正治療を検討する際の参考にしてみてください。

初診・カウンセリング料

矯正治療を始める際は、歯並びや口の中の状態などを詳しく調べる必要があります。

初診・カウンセリング料の相場は、無料〜約5,000円です。クリニックによっては10,000円ほどかかることもあるため、事前にホームページで調べるか直接問い合わせてみることをおすすめします。

精密検査・診断料

診察やカウンセリングを受け、治療を行うことを決めた場合は、顔や口の中のレントゲン撮影などの精密検査を行い、具体的な治療計画を立てていきます。

初診・カウンセリングから精密検査までを無料で行っている歯科医院もありますが、多くの場合10,000〜50,000円ほどかかるでしょう。

1期治療の相場

1期治療では、主に床矯正と呼ばれる取り外し可能な装置を、成長に合わせて交換しながら使用していきます。

1装置あたりの費用相場は25,000〜70,000円ほどで、トータルで200,000〜400,000円ほどかかるでしょう。

2期治療の相場

2期治療では、ほとんど大人と同じ治療をしていきます。

ワイヤーとブラケットを使用した場合は250,000〜650,000円ほど、マウスピース矯正の場合は前歯が中心の治療で300,000〜700,000円ほど、全体の治療は500,000〜1000,000円ほどが相場です。

なお、1期治療が済んでいる場合は2期治療へ移行する際の料金が調整されて安くなることもあるため、歯科医院で相談してみてください。

通院費

矯正治療中は、経過観察や装置の調整などのために定期的に通院します。

来院ごとにかかる費用相場は無料〜100,000円ほどとなっていますが、トータルフィー制度(総額提示方式)の場合はすべての費用がまとめて請求されるため、通院のたびに料金を支払う必要がありません。

その他の費用

矯正治療後は、リテーナーという保定装置をつけて歯並びの後戻りを防ぎます。保定装置には針金で歯を固定するタイプや取り外し可能なワイヤータイプ、マウスピースタイプがあります。

保定装置の費用相場は20,000〜30,000円ほどです。歯科医院によっては60,000円ほどかかることもあります。トータルフィー制度の場合は、矯正費用に含まれていることもあるため、カウンセリング時に質問してみるとよいでしょう。

子供の歯科矯正は保険適用される?

子供の歯科矯正は保険適用される?

子供の歯科矯正は、一部の場合を除いて健康保険が適用されません。一部のケースとは、厚生労働省が定める先天異常の59疾患と、顎変形症の2種類のみです。

また、健康保険が適用される場合でも、国が定めた一定の基準をクリアした一部の医療機関でしか保険での治療は受けられません。

矯正治療で保険が適用される疾患や、保険診療が受けられる歯科医院については、こちらでご確認ください。

まとめ

子供の時期に行う歯科矯正は、成長を利用して治療ができるため、成果を得られやすいのが特徴です。1期治療から始めることで、結果的に費用が安くなる可能性もあるほか、口元がコンプレックスになるのを防げることもあります。

お子様の歯並びが気になる親御様は、ぜひ本記事を参考に歯列矯正を検討してみてください。

静岡鉄道音羽町駅から徒歩1分のところにある『音羽歯科クリニック』では、大切なお子様の歯並びを整える矯正治療を行っています。

顎の骨を広げる『床矯正』や、目立たず痛みも少ないマウスピース矯正『インビザライン』も取り扱っており、3Dデジタル口腔内スキャナ『iTero』を用いて口腔内を三次元で確認し、最適な治療をご提案いたします。

お子様の歯列矯正を検討されている方は、ぜひお気軽に『音羽歯科クリニック』までご相談ください。

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