最新型CT Axeos(アクセオス)が入ったよ !!!
今までのCTで10年使ってみてこれと言って診断には問題なかったが機会あってDentsply Sirona の Axeos(アクセオス)の画像を見てハレーション(光が強く当たりすぎて画面が白くぼやけたり濁ったりする現象の事)が全く無い画像が見れたのに感動して最近発売されたこの機種に入れ替える事にした。このCTの良さは画像の鮮明さだけで無く音羽歯科で日頃使っている2台のセレックとも連携する。また高度なインプラント手術時のガイドをあらかじめ自院で作る事が出来る様になる。今までは外注して外の技工所に出すとかなり長い期間待たされる事が無くなる。歯を動かす為のレントゲン撮影(セファロ撮影)も出来るので矯正診断も出来る様になる。睡眠時無呼吸症候群の診断にも役立つのでこれから医療診断の幅が広がります。
今までのCTは撮影中は座るタイプだったので車椅子で見える患者様の撮影時は車椅子からの移動をお願いしましたが今度のタイプは車椅子でレントゲン室に入りそのままでの撮影が可能になります。
奥に見えるのがCT撮影用、左に見えるのが矯正治療の頭部エックス線規格写真撮影用、右に見えるのがお口の小さなレントゲン撮影用(デンタル撮影)でいずれも車椅子のまま撮影が出来ます。勿論、椅子を入れて座ったままの撮影も可能になります。
レントゲン室は周りの壁に鉛板を入れてエックス線が外部に漏れない様にしている為、冷たく感じますね?『アクセオス』には本体内蔵の間接照明が付いている為このパネルで照明の色を変えられますよ☆彡 ☆彡 ☆彡
間接照明は安らぎを感じさせますね 💛 💛 💛 お気軽にお好みの色をスタッフにお伝えくださいませ 💛
アクセオスの放射線量について !!!
自然界には何もしなくても年間で一人平均2.1ミリシーベルトの自然放射線量を受けていると言われている。100ミリシーベルトの放射線量を受けるとがん死亡率が0.5%増加するとも言われている。(参考文献:アイソトープニュース2013年/6月、No.710)
また厚生労働省の平成21年人口動態統計、 放射線によるがん死亡率の増加:ICRPによる推定の中の『日本人の放射線によるがん・白血病の増加』と言う文面によると1000人が100ミリシーベルトを受けた場合、生涯で305人ががんで死亡し、そのうち5人が放射線によるものと推定されると述べている。
少し画像が荒くて見難いですが医療CTスキャン(1回)による人工放射線量が6.0ミリシーベルトも有るので気楽に受けるのはと思う。胃のレントゲン集団検診(1回)は0.6ミリシーベルト、胸のレントゲン集団検診は0.005ミリシーベルト
ではアクセオスの放射線量をDentsply Sirona 学術部に問い合わせて送ってもらった資料を載せます。
アクセオスの場合は解像度が良く低線量モード撮影が出来るので安心・安全のパノラマ撮影・デンタル撮影・頭部エックス線規格撮影・CT撮影における最良のレントゲン複合機だと思います。