理事長コラム

訪問歯科をやるに当たり一番大切なのは、年を重ねるに連れ余病を持っている患者さんが多くなるので全身の疾患を知り、それがどの様に歯科疾患を往診で治す時に関係するかを知る事が院内以上に大事だ。認知症、脳梗塞、骨折等で歯科医院に通えなくなった患者さんが対象になる。私の場合、音羽歯科クリニックから半径16ｋｍが対象エリアになる。但し特例も有るので音羽歯科クリニック訪問コーディネーターにご相談下さい。

社団法人日本訪問歯科協会では、多職種連携の必要性から医師・歯科医師・看護師・歯科衛生士・理学療養士・言語聴覚士・管理栄養士・ケアマネージャー・介護士・ヘルパー等多くの会員が在籍して日夜研修に励んでいます。

認定医の資格試験には、毎月行われている訪問に必要な知識のセミナーに参加で１ポイント、年１回の日本訪問歯科医学会に参加で７ポイントが付与されます。100ポイント以上が受験資格取得条件です。さらに学会での訪問歯科関係の症例発表が必要です。試験当日は、口頭試問のみでした。訪問歯科に必要な全身疾患の幅広い知識が必要でした。試験官はとても温厚で好感が持てました。

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