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インプラントとブリッジの違いを比較!メリット・デメリットやおすすめな人を紹介

インプラントとブリッジの違いを比較!メリット・デメリットやおすすめな人を紹介

インプラントとブリッジは、どちらも歯を失った場合の治療法として有効ですが、それぞれメリット・デメリットがあります。

治療を受ける場合は、それぞれの特徴を知ったうえで自分に合った方法を選択することが必要です。

この記事ではインプラントとブリッジの違いを比較し、それぞれおすすめな人の特徴や治療が受けられないケースなどを紹介します。

喪失歯の治療を考えている人や、どの治療法にするか悩んでいる人は参考にしてください。

インプラントとブリッジの違い!迷ったときの比較ポイント

インプラントとブリッジの違い!迷ったときの比較ポイント

ここからは、インプラントとブリッジをさまざまな視点から比較しましょう。

どちらがいいか迷う場合や、二つの特徴を知りたい人はご覧ください。

見た目の美しさ

インプラントとブリッジでは、インプラントのほうが天然歯のような色調やツヤ感のある美しい見た目をしています。

インプラントのなかでも、内側にジルコニア、外側にセラミックを施したジルコニアセラミックの被せ物は、審美性に加えて耐久性にも優れています。

ブリッジにもオールセラミックやジルコニアなど前歯にも適した素材がありますが、保険適用で使用できる金属や硬化レジンなどの素材は審美性が低いです。

平均寿命

インプラントの平均寿命は約10〜15年、ブリッジの平均寿命は約7〜10年です。

インプラントは扱い方や個人差にもよりますが、一般的には10年以上経過しても90%以上の確率で問題なく使用し続けられるとされています。

ブリッジは、取り付けから10年後の残存率が50〜70%と低く、耐久性の面ではインプラントよりも劣ります。

またブリッジは、支えとなる歯が虫歯になることで10年後に再治療が必要になるケースが多いです。

治療にかかる費用

インプラント治療はほとんどが自費診療になるため、保険適用で受けられるブリッジ治療よりも費用が高額になりやすいです。

インプラントは、先天性の疾患や事故などが原因で歯を失った場合には保険が適用されますが、虫歯・歯周病や加齢によって歯を失った場合や審美目的で治療を受ける場合は保険が適用されません。

一方でブリッジは保険適用と自費診療を選択可能です。審美性は低下しますが、費用を抑えたい場合は保険適用を選ぶこともできます。

外科手術の必要性

ブリッジ治療では外科手術を行いませんが、インプラントは歯茎の切開や顎骨への穴あけなどの処置を伴います。

ブリッジを取り付ける場合は左右の歯を削って連結した義歯を装着するため、治療が原因で歯茎から出血したり腫れたりすることはありません。

一方でインプラントを取り付けるためにはメスやドリルを使用した外科手術を必要とするため、口内へのダメージはブリッジと比較すると大きいです。

治療期間

ブリッジの治療期間は1〜2ヶ月ほどですが、インプラントの治療には半年〜1年ほどかかる可能性があります。

抜歯から行うケースでは治療開始まで期間を空ける必要がありますが、ブリッジを取り付ける治療自体は1〜2週間で完了します。

インプラントの治療では、人工歯根が顎の骨と結合するまでの待機期間や傷口の回復を待つ期間などが含まれるため時間がかかり、患者さんの口内の状態によって治療期間が異なります。

トラブルのリスク

インプラントは手術時のトラブルのリスクのほか治療後のインプラント周囲炎のリスクがあり、ブリッジは支えの歯に虫歯や歯周病などのトラブルが起こりやすくなります。

インプラント治療は外科手術が必要になるため、神経や血管の損傷の危険性が発生します。

またインプラント周囲炎と呼ばれるトラブルを引き起こしやすく、適切なケアと定期的なメンテナンスが必要です。

ブリッジは本体へのトラブルや治療時の問題は発生しにくいですが、削った歯が虫歯や歯周病になるリスクが高まります。

咀嚼機能

インプラントで得られる咀嚼力は天然歯とほぼ同等とされていますが、ブリッジは土台の歯に被っている部分以外は浮いているため、インプラントほどは噛む力がありません。

ブリッジの真ん中の部分には歯根による支えがないため、ものを噛む効率が天然歯の6割ほどしかありません。

ブリッジはインプラント以外の人工歯と比較すると比較的硬いものを噛めるとされていますが、極端に硬いものは破損防止のために避けることが推奨されます。

周囲の歯への影響

インプラントは他の歯へ影響を及ぼすことは少ないですが、ブリッジは欠損の両隣の歯を削るため健康な歯に少なからず影響します。

インプラントは独立した状態で機能し、本体と顎の力でしっかり噛めるため、隣の歯へ影響することはほとんどありません。

ブリッジは健康な歯を削ることで虫歯や歯周病になりやすいだけではなく、負荷がかかり歯の寿命が縮まる原因にもなります。

ケースによっては土台となる歯の神経を抜く処置が必要になる可能性があり、その場合は歯が脆くなったり虫歯の発見が遅れたりするリスクが高まります。

使い心地

インプラントとブリッジはどちらも着け心地には問題がないとされていますが、ブリッジは複数連結しているケースや食べ物が詰まることにより違和感を感じる可能性があります。

インプラントでは人工歯根が顎骨に支えられ、アバットメントと呼ばれるパーツが人工歯根と被せ物をしっかり結合・固定するため、トラブルがない限りは日常生活でずれたり外れたりしません。

ブリッジは、装着しただけの状態であれば着け心地の違和感は少ないですが、欠損した歯が多く複数の人工歯を連結させている形のものを使用している場合は違和感を感じるケースがあります。

またブリッジは、歯がない部分の歯茎とのあいだに食べかすが溜まりやすいため、通常のブラッシングに加えタフトブラシやフロスなどを用いたセルフケアが必要です。

インプラント治療が受けられないケース

インプラント治療が受けられないケース

インプラント治療は、以下のケースでは受けられない可能性があります。

骨密度が低い

インプラントは歯茎のなかにある歯槽骨と呼ばれる骨に直接埋め込むため、骨密度が低い場合は治療が受けられない可能性があります。

骨が薄くなる骨粗鬆症の患者さんでは、歯槽骨が脆く埋め込んだインプラントが不安定になることで手術の成功率が低下したり、使用中に抜けたりするリスクが高まります。

このようなケースでは、骨の移植や再生させる治療を行ったり、インプラント以外の治療法を検討したりすることが必要です。

また骨粗鬆症の服用薬がインプラント治療に影響を及ぼすケースもあるため、骨粗鬆症の患者さんがインプラントを入れる場合は事前の検査や計画が重要になります。

顎の骨が成長途中の年齢の人

顎の骨が成長途中の段階でインプラントを入れるとインプラントに不具合が起こるリスクが上昇するため、未成年の場合はインプラント治療を受けられない可能性が高いです。

治療中に顎の骨が成長することでインプラントに影響を及ぼすだけではなく、人工歯根を埋め込むことで顎骨の成長を妨げるリスクも懸念されます。

歯医者によって治療の対象年齢が定められていますが、これらの理由から未成年のインプラント治療は行わない方針のところがほとんどです。

虫歯や歯周病がある

虫歯や歯周病がある場合は、インプラントを入れる前に治療する必要があります。

虫歯や歯周病は外科手術の際に感染症を引き起こすケースがあり、顎骨とインプラントの結合を妨げる可能性があります。

特に重度の歯周病は、インプラント周囲炎のリスクを上昇させる原因にもなるため、そのままの状態で治療を行うことはしません。

治療の安全性に影響を及ぼす疾患がある

糖尿病や高血圧などの持病があったり、腎疾患による血液透析を受けていたりする場合はインプラントの手術を行えないケースが多いです。

糖尿病では身体の治癒能力が弱まるため、骨組織が受けたダメージの回復が妨げられることで手術の成功率が低下する可能性があります。

高血圧の患者さんでは、手術による出血が増加することで安全性や手術の成功率に影響を及ぼすリスクがあります。

また腎疾患があると糖尿病と同様に傷の回復に時間がかかるほか、免疫力が低下しやすいです。

人工透析を受けている場合は、手術をきっかけに細菌感染が臓器に拡散される危険性があり、骨も脆くなっているケースが多いため、インプラント治療は難しいでしょう。

禁煙ができない

インプラントは治療前後で禁煙が必要になるため、禁煙できない人やヘビースモーカーの人は治療を受けられません。

喫煙は治療の成功率を低下させるだけではなく、インプラント周囲炎のリスクを上昇させ、さまざまなトラブルを引き起こす原因になります。

治療後に期間を空けて喫煙することは禁止されてはいませんが、インプラントのメーカー保証を受けるためには引き続き禁煙する必要があります。

喫煙によってインプラントに問題が起きると再治療の費用を自分で負担しなければいけないため、可能なかぎり禁煙に努めましょう。

妊娠している

妊娠している場合は、インプラント治療を避けることが推奨されます。

インプラント治療は、口内の手術だけではなく麻酔の使用やレントゲン撮影などを伴うため、胎児に悪影響を及ぼすリスクがあります。

また心身のストレスも大きいため、体調や精神状態が不安定な状態で治療を受けると母子ともに負担になる可能性が高いです。

妊娠している患者さんは、出産後にインプラント治療を受けることが望ましいです。

ブリッジ治療が受けられないケース

ブリッジ治療が受けられないケース

ブリッジ治療は、以下のケースでは受けられない可能性があります。

左右の歯に問題がある

ブリッジ治療は、土台になる左右の歯に問題がある場合は受けられません。

両隣の歯は土台にする際に削る処置が必要ですが、治療によって土台部分が残らないほどの大きな虫歯がある場合はブリッジ治療ができません。

その他、土台の歯がブリッジによる負荷に耐えられないと歯科医が判断した場合も別の治療法を検討する必要があります。

3本以上の歯を連続して欠損している

ブリッジの被せ物を取り付けるためには、複数の健康的な歯を土台にする必要があるため、3本以上の歯を連続して失った状態ではブリッジ治療を行うのは難しいです。

欠損している歯が3本未満であれば適用できますが、3本以上連続して欠損している場合は土台になる歯が足りないため、ブリッジを装着できません。

しかし総合的な喪失歯が3本以上の場合でも、2本以下の欠損同士のあいだに天然歯が残存している場合はブリッジ治療ができる可能性があります。

欠損部分の両端に歯がない

欠損の両端に歯がない場合は、支えがないためブリッジ治療を受けられません。

連続して欠損している歯が3本未満の場合でも、それが一番奥の歯であるケースでは片側の支えがないためブリッジの取り付けが不可能です。

この場合は、他の治療を選択するか、支えの部分にインプラントを埋入する必要があります。

健康な歯を削りたくない

健康な歯を削ることに抵抗がある場合は、ブリッジ治療ができません。

歯は、削ることで寿命が縮まったり虫歯や歯周病のリスクが上昇したりします。

1本でも多く健康な歯を残したいと考える場合も、ブリッジ治療は避けるのが望ましいです。

インプラントがおすすめな人

インプラントがおすすめな人

インプラントは、以下の特徴がある人におすすめです。

  • 他の歯を健康に保ちたい人
  • 装置を長持ちさせたい人
  • 自然な見た目の歯を入れたい人

インプラントは、耐久性・審美性に優れ、他の歯への影響が少ないのが利点です。

定期的なメンテナンスや適切なケアを行うことで長期間使い続けられ、硬いものでも問題なく噛むことができます。

また他の歯と並べても違和感がない見た目をしているため、前歯を欠損した場合の選択肢としても有効です。

ブリッジがおすすめな人

ブリッジがおすすめな人

ブリッジは、以下の特徴がある人におすすめです。

  • 外科手術に不安・恐怖を感じる人
  • 短い期間で治療を完了させたい人
  • 少しでも費用を抑えたい人

ブリッジは、身体的な負担を軽くして費用を抑えたい人に向いています。

インプラントと比較すると治療期間が大幅に短縮できるため、通院の手間を減らしたい場合やすぐに見た目を改善したい場合におすすめです。

自費診療で審美性に優れた素材を選択することで、インプラントよりも費用を抑えて自然な歯が手に入ります。

インプラントとブリッジは併用も可能

インプラントとブリッジは併用も可能

連続した複数の歯を欠損している場合は、インプラントとブリッジの併用が可能です。

3本以上の歯を連続して欠損しているケースや、顎のすべての歯を失った場合では、併用を選択することですべての歯をインプラントにするよりも費用を抑えられます。

セルフケアやメンテナンスをより徹底して行う必要がありますが、土台になる歯が人工歯であるため虫歯や歯周病などのリスクが軽減でき、咀嚼や着け心地の違和感もないため快適です。

音羽歯科クリニックでは、歯をすべて失った患者さんに対して、ALL-on-4と呼ばれる低侵襲な治療の提供が可能です。

ALL-on-4の詳細についてはこちらをご覧ください。

まとめ

インプラントとブリッジの違いや、それぞれがおすすめな人の特徴を紹介しました。

どちらもメリット・デメリットがあり、個人差や個人の事情などによって受けられない治療もあるため、歯科医と相談しながら適切な方を選択しましょう。

音羽歯科クリニックは、インプラント・ブリッジの両方に対応しており、他院で治療を断られた難症例のインプラント治療にも対応致します。

フラップレス手術を行うことで歯茎の剥離・切開をせずにインプラントを入れることも可能であるため、メスを入れる治療が怖い方も抵抗感を軽減してインプラント治療が受けられる可能性があります。

喪失歯の治療について検討中の人は、ぜひ一度ご相談ください。

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