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小児矯正はいつから始めるのがベスト?費用・期間・治療法についても解説

小児矯正はいつから始めるのがベスト?費用・期間・治療法についても解説

子どもの歯並びが気になる、口元の悩みがあるなどのお悩みを持つ親御さんは少なくありません。

子どもの矯正はいつから始めたらいいのか、費用や期間、治療法がわからないという方もいるのではないでしょうか。

この記事では、小児矯正を始めるのにベストなタイミングや、費用、期間、治療法について解説します。

小児矯正が気になっている方や始めてみようと思っている方は、ぜひご覧ください。

小児矯正はいつから始めるのがベスト?

小児矯正はいつから始めるのがベスト?

小児矯正は成長期に行う矯正治療です。

成長期に矯正治療を行うことで、歯並びだけでなく顎の骨も動かすことができるため、正しい位置に顎を動かすことで将来の正しい歯並びや噛み合わせにつながります。

ここでは、成長期とはいつからいつまでのことを指すのか、小児矯正はいつから始めれば効果的に矯正ができるのかについて解説します。

小学校入学を目安に

小児矯正を始めるのにベストなタイミングは、乳歯が永久歯に生え変わる時期です。

なぜこの時期なのかというと、顎の成長を利用することで負担を軽減しながら矯正治療ができるためです。

矯正歯科に相談するなら、小学校入学前の4~6歳頃がよいでしょう。

親が生え変わったと気づくタイミングでは遅いケースもあるため、4歳になったら一度は歯科医院で相談してみることをおすすめします。

早いほどいいわけではない

小児矯正は、小学校入学よりも前に進めたほうがいいケースもありますが、それであれば、早く矯正するほどいいわけではありません

小児矯正は必要性や装置の取り扱いが理解できないと、続けるのが難しくなってしまうことがあります。

そのため、装置の扱い方がわかるようになる小学校入学前頃に矯正治療を始めることをおすすめします。

矯正治療を行う時期かどうかを見極めるのは親の判断だけでは難しいため、気になる歯並びの問題がある、矯正をさせるべきかと親が考えたタイミングで、早めに矯正歯科に相談しておくと安心です。

小学校入学前に治療したほうがよい症例は後述で解説します。

小児矯正の二つの治療期間

小児矯正の二つの治療期間

小児矯正には、大きく分けて二つの治療期間があります。

乳歯と永久歯が生え変わる混合歯列期に行う一期治療と、永久歯に生え変わってから行う二期治療です。

ここでは、それぞれの治療期間にどんな目的で治療を行うのかについて解説します。

一期治療

一期治療とは、4~6歳頃の乳歯から永久歯に生え変わる時期に行う治療です。

乳歯と永久歯が混在していることから混合歯列期とも呼ばれ、子どもの歯から大人の歯に生え変わることで口腔内に大きな変化が生じます。

歯の生え変わりと同時に、顎の成長が著しい時期でもあるため、顎の成長を利用して、装置を用いて顎や歯列を拡大し歯並びを整えます。

一期治療の目的は、顎の成長を正常な方向へ促し、永久歯が綺麗に生えてくるスペースを作ることです。

歯並びを細かく整えるというよりも、土台を整えていくため、矯正のイメージとは離れているように見えるかもしれません。

しかし、一期治療を逃すと、前歯や奥歯の永久歯に影響を与えてしまい、歯並びを整える際に矯正装置が安定しないケースがあります。

一期治療で顎と歯列を正常に拡大することで、永久歯が生えたあとの矯正治療の負担を軽減できます。

二期治療

二期治療は、12~14歳頃の永久歯が生えそろったタイミングで始める小児矯正です。

永久歯が生えそろい顎の成長もピークを超えた時期のため、歯並びを細かく矯正するのに適しています。

二期治療では、ワイヤーやマウスピースなどの装置で歯並びを整えていきます

一期治療の期間が過ぎてしまった場合や、一期治療だけでは治療が完了しなかった場合には、永久歯を適切な位置に矯正し、歯並びや噛み合わせを改善します。

一期治療を行わず、二期治療から始める方も多く、一期治療をしなければ二期治療に入れないわけではありません。

しかし、一期治療を行わなかった場合には、行った場合よりも治療期間が長くなる、難しい治療となるケースがあります。

小学校入学より前に治療すべき歯並び

小学校入学より前に治療すべき歯並び

小児矯正は小学校入学がベストなタイミングではありますが、その前に治療しなければならない症状もあります。

ここでは、6歳より前に治療すべき歯並びや顎の成長について解説します。

下記の症状があれば、できるだけ早めに歯科医院に相談しましょう。

下顎前突(反対咬合、受け口)

下の顎や前歯が前に突き出してしまっている状態のことを下顎前突といいます。

しゃくれていると表現されることもある症状です。

下顎前突では見た目の問題以外にも、噛み合わせが上下逆になってしまうため、よく噛めなくなり胃腸に影響を及ぼす、顎関節症を発症しやすくなるなどの問題が起こる可能性があります。

下顎が大きすぎる、上顎が小さすぎるなどの顎の成長による問題であれば、早期治療が必要になるため、早めの受診をおすすめします。

上顎の成長スパート時期が早い

上顎と下顎の成長速度や、急激に成長する時(成長スパート時期)は異なります。

下顎よりも上顎のほうが、頭蓋骨や脳に近いため、成長する時期が早いと言われています。

そのため、上顎に異常が見られる場合は4歳前後からの小児矯正治療が適しているケースもあります。

交叉咬合(こうさこうごう)

通常の噛み合わせは上の歯が下の歯に被さりますが、歯並びの途中で交叉してしまっている状態を交叉咬合といいます。

一般的には、上の奥歯が下の奥歯の内側に入ってしまっている状態をいいます。

交叉咬合の原因は、遺伝、頬杖や同じ側を下にして寝る、おしゃぶり、指しゃぶり、口呼吸などの癖などがあげられます。

顎の成長を阻害する原因にもなるため、早めに治療を行うことが推奨されます。

子どものうちから矯正治療を始めるメリット

子どものうちから矯正治療を始めるメリット

歯並びを矯正するというと、ワイヤーやマウスピースなどを使った矯正をイメージしやすいため、二期治療からでもいいのかと思う方もいるかもしれません。

また、矯正は大人になってからでもいいのではと考えている方もいるのではないでしょうか。

しかし、子どものうちから矯正治療を始めることで、多くのメリットがあります

具体的なメリットは以下のとおりです。

  • 顎が拡大しやすい
  • 歯が動きやすい
  • 抜歯するリスクが少ない
  • 見た目のコンプレックスがなくなる
  • 矯正装置への適応能力が高い
  • 治療費が抑えられる
  • 怪我のリスクが減る
  • 虫歯・歯周病予防につながる

大人になってからの矯正治療よりも、子どものうちから治療を行うことで身体が成長する力によって負担を軽減できます。

また、多感な時期の見た目のコンプレックスは、子どもの心に深く影響します。

小児矯正は、歯並びのせいで明るくなれない、自信が持てないなどの悩みを解消・予防することにもつながります。

小児矯正の費用と期間

小児矯正の費用と期間

小児矯正はどのくらい費用と期間がかかるのか不安に思っている方も少なくありません。

ここでは、一期治療と二期治療に分けて費用と期間について解説します。

小児矯正は原則として自由診療のため、保険は適用されません。歯科医院によって費用のばらつきがあるため、一般的な相場を紹介します。

一期治療の費用と期間

一期治療の目的は永久歯が正しい歯並びになるように顎のバランスを整えることで、主に床矯正という取り外し式の装置を用いて治療を行います。

一般的な一期治療の費用は40〜60万円で、期間は1~3年程度です

治療期間が終わった後は、顎の成長や歯の生え変わりを経過観察し、永久歯が生えそろった頃に二期治療に移行するかどうかを判断します。

二期治療の費用と期間

二期治療の目的は細かな歯並びと噛み合わせの改善で、大人の矯正治療とほとんど変わらない治療内容です。

骨格の問題がない場合は、二期治療からスタートする場合もありますが、自己判断ではなく信頼できる歯科医師に判断を委ねましょう。

一般的に、二期治療にかかる費用相場は単独の場合で40〜100万円、二期移行の場合で40〜60万円ほどになります。治療期間は1~2年程度です。

治療完了後は、歯並びを安定させる保定装置をつける期間が1年ほどあり、2~6か月に一度、通院が必要となります。

装置代以外にかかる費用

一般的な装置代以外にかかる小児矯正の費用は以下の表のとおりです。

初回相談料(カウンセリング代) 無料~1万円
精密検査・診断料 1~6万円
調整料 3,000~6,000円
保定装置代 2~6万円

歯並びや顎の状態によっても治療費や治療期間は異なります。

また、自由診療のため歯科医院によっても費用の幅が大きく、不安なことがある場合にはカウンセリング時にしっかり相談をして、納得のいく歯科医院を見つけることが重要です。

小児矯正の治療法

小児矯正の治療法

小児矯正の治療法には、症状に合わせてさまざまな装置を用います。

ここでは、一般的な小児矯正で用いられる治療法を紹介します。

プレート(拡大床)

一期治療に主に使われるのがプレート(拡大床)と呼ばれる装置です。

顎を広げて歯が並ぶスペースを作る装置で、中心のねじを調整することでゆっくり歯と顎を押し広げていきます。

取り外し可能な装置ですが、1日12~15時間の装着時間を守る必要があります。

バイオネーター

筋肉の動きを生かし、下顎の成長を促す装置です。

出っ歯や深い噛み合わせの治療に用いられ、装着時間は1日10時間程度が必要になります。

ムーシールド

下顎前突(受け口)を早期に治療する装置です。舌や口まわりの筋肉の状態を整え、受け口を改善していきます。

就寝時のみの装着となるので、子どもの負担も少なくすみます。

フェイシャルマスク

下顎前突(受け口)の治療に使われ、額と顎に装置を取り付けます。

下顎を動かすと、ワイヤーにつないだゴムが口の中の矯正装置を引っ張って、上顎を前方に押し出すことで上下の顎のバランスを整えます。

1日12時間の装着が必要で、フェイシャルマスクをしながらの運動は事故や怪我の原因となるため避けましょう。

マウスピース型矯正装置

大人の矯正でも使われるマウスピース型の矯正装置は乳歯と永久歯の混合期からも使えるものがあります。

広範囲にわたる歯並びや噛み合わせの改善が期待できます。

大人と同様に、1日20時間の装着を守る必要があります

マルチブラケット矯正

歯の1本ずつにブラケットと呼ばれる金具をつけ、ワイヤーを通して歯を動かす装置です。

大人の矯正でも使われることが多く、さまざまな症例に適しています。

マルチブラケット矯正は、永久歯が生えそろい、顎の成長が完了した二期治療で使われます

まとめ

小児矯正は、小学校入学前の4~6歳頃から始めるのがベストなタイミングです。

しかし、歯並びや顎の状態によっては小学校入学よりも前から治療を進めたほうがよい場合もあるため、気になることがあれば、歯科医院で相談することが大切です。

音羽歯科クリニック』では、小児矯正にも力を入れています。

一期治療で主に使われる床矯正はもちろん、乳歯と永久歯が混合していても使えるマウスピース『インビザライン・ファースト』の治療も行っています。

3Dデジタル口腔内スキャナを使用し、お子さんにも視覚的にわかりやすく歯全体を見てもらうことができます。

お子さん一人ひとりの症状に合わせた治療ができるよう、さまざまな装置を用意していますので、小児矯正をいつからすべきか悩んでいる方は『音羽歯科クリニック』へご相談ください。

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