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理事長コラム

癌は生活習慣病なの???

がんとは、複数の遺伝子の異常が積み重なって出来る病気なのね。
人間の身体は約60兆個の細胞から出来ていると言われる。

細胞分裂を繰り返しながら古い細胞と新しい細胞が入れ替わっているのね。

この過程で発がん性物質や活性酸素(いつも話しているね)やウイルスなどにより遺伝子の本体であるDNAに傷がつき、免疫機能の低下によってがん細胞は、成長していく。

ではこの遺伝子の数はと言うと約2万2千個有ると言われる。

この中にがん遺伝子とがん抑制遺伝子がそれぞれ数十個有る。

この真逆な二つの遺伝子のバランスが崩れた時にがん細胞は、活発に活動しだすのだね。

がん細胞が活動しだして悪性のがん細胞に変化していく過程を考えてみよう。

第一ステージは、正常な遺伝子に異常をきたす『開始期』

第二ステージは、発がん性化学物質などが働いてがん細胞の芽となる細胞が分裂・成長していく『促進期』

第三ステージは、がん細胞が成長して血管・リンパ管を通して転移する『進展期』

つまりいつも話している様にがんは突然に出来た物ではないのね。

臨床的ながんと診断されるまで20~30年ぐらいはかかると最近では考えられて来ている。

(渡邉昌先生:国立がんセンター研究所疫学部長、食事でがんは防げるより)

がんが見つかっても、気落ちする事も無くがんが出来るまでの生活習慣を考え直してみよう。

がん遺伝子を目覚めさせる様な、いつもクヨクヨ考え込んだり、強いストレスを掛ける事こそやってはいけないことなのね。

たばこはやめたほうが良いかな。いらいらしてつい吸ってしまう。

これは発ガン物質が大量に入っているよ。

 

ではがんは遺伝性・家族性が有るのだろうか?

一部のがんでは、遺伝性を伴う事も有るが全体の5%程度でしかないと言われる。

つまりは家族性と言って同じ環境による同じストレスを受け・同じ食生活等の環境から生まれたがんは、また家族のだれかが罹る心配は、無い事は無い。

だからがんは生活習慣の影響を強く受けると言うのだね。

『日頃のライフスタイルしだいで、予防できる代表的な生活習慣病の一つ』と言って良い。

がんの原因は食生活が35%、タバコの喫煙が30%、残りが感染症アルコールの飲みすぎなどと成っている。
(世界的免疫学者リチャード・ドール博士・ピートー博士の米国国立衛生研究所の調査結果:1981年)
この調査結果の論文が紹介されてからがんは生活習慣病の一つで有る事が世界中に定着した様だ。米国・英国では禁煙対策に取り組んできた効果が出て男性の『肺がん』は減り続けていると言う。日本はと言うと十分な禁煙対策の遅れから肺がんは増え続けている。

 

ここでがんと食事の関係について面白い報告が有るので載せるね。
女性の乳がんと男性の前立腺がん・大腸がんは欧米に多かったが、日本人も食の欧米化に伴い肉などの動物性脂肪を多く摂るようになる一方、野菜・海藻類などの食物繊維を摂らなくなった事が原因で増えてきていると言う。

日本人の胃袋には、いつも言っている様に日本食が良いのね。

特に『大豆』から摂るタンパク質が傷を癒すにも良いのだね。

胃がんは、減る傾向にある様だよ。

漬物や魚・肉・野菜など塩漬けにしていた時代に塩分過剰になり循環系や胃に負担が掛かっていたのだね。

まあ、『がんも生活習慣病だ』と割り切れば心筋梗塞・脳梗塞・糖尿病などと同じレベルで毎日の生活習慣を振り返って毎日を楽しく過ごせば良いと言う事ね。
1)食生活に気をつけよう!!!
2)適度の運動を毎日続けよう!!!
3)休養は十分とろう!!!
4)これからの人生は、クヨクヨせず、此処までの人生良くやったと自分に御褒美を与える様なつもりで楽しく生きようね!!!

こうする事でがんがたとえ出来ても暴れない体質が出来るのだね。

しばらくの間、がんと一緒に暮しても良いじゃない。

暴れなければね。

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