歯の成長と管理①
妊娠中
妊娠中のおかあさんは、つわりで食事が変わったり、偏食しやすくなりますが、乳歯を作る大切な時期なので、できる限り栄養のバランスに気を配った食事をとってください。
また、唾液が多くなって口の中が不衛生になりやすいので、口腔洗浄器などで口の中をいつも清潔に保つよう心掛けてください。
誕生
お乳は母乳が理想的です。母乳は、赤ちゃんの成長に応じて、成分が変化し、固くしっかりとした歯を作るように調節されています。
1歳
赤ちゃんの歯は、おかあさんが、脱脂綿で一本ずつつまむようにふいてください。臼歯の奥の方に指が届かないときには綿棒を使って、奥歯の噛み合せをふいてあげてください。
2歳
乳児用の歯ブラシを使い始めます。おかあさんは、できるだけ小さな歯ブラシで赤ちゃんの歯をみがいてください。前歯だけは今まで通り脱脂綿でふいてあげてください。
3~4歳
自分で歯ブラシを使って歯をみがき、2~3日に一度おかあさんが丁寧にみがいてください。
歯が乾燥してツヤがなくなっているときは、歯ブラシのかわりに脱脂綿でふきとってください。この頃から歯医者さんで定期的に検診を受けてください。