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理事長コラム

インプラントとは何だろう

インプラントとは

インプラント法とは、生体以外の人工物によって病気やけがなどて失なわれた組織や器官を補う、治療法のことを言います。
他人や他の動物の組織の一部を宿主(Host)に移しかえて、生体の機能や形態を回復することは、トランスプラント(Transplant)と言って、インプラントとは区別されます。

移植との違い

腎臓移植や心臓移植が重症の患者さんの治療法として用いられていることは、一般によく知られています。
しかし、移植には提供する側の絶対数が少なく、いくつかの問題点があります。
一方、インプラントは生体にとって無刺激で無毒であり、更に生きた体の中で極めてよく適応しやすい性質(生体親和性)を示す素材が研究開発されており、医学のあらゆる分野に応用されるようになってきています。

歯のインプラントの歴史

現在のインプラントの基礎が築かれたのは、約100年前にアメリカやヨーロッパの歯科医がコルクの栓ぬきのような形をしたスパイラル・シャフトというインプラントや、ネジ式のインプラント等を歯のぬけた穴に植えたことから始まります。
インプラントを治療の中にとり入れる歯科医は、近年非常に増えており、欧米における普及は基礎的研究に立って一般日常臨床に定着しつつあります。

インプラント治療を受けるにあたって

心臓循環系疾患、呼吸器系疾患、肝疾患、糖尿病、血液疾患、骨の疾患、甲状腺機能障害、全身状態が不良の場合などでは、主治医による判断が必要です。
年令的には、顎骨の完成する時期(16~18才)から70才くらいが一般的に適応する年令です。
インプラントの手術は、一般的な歯科の外科手術と同様に局所麻酔によって行なわれます。
精神的な鎮静をはかる為、笑気吸入鎮静法や静脈内鎮静法が行なわれることもあります。

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