ゴマの効用
『ゴマ』とは、ゴマ科ゴマ属の1年草木で約200万年前のアフリカ中部のサバンナが発祥の地と言われているのね。
日本へは中国を経て奈良時代に渡来した『胡(現在のベトナム北部)』から渡来した『痲(油にとんだ種)』と言う事から『胡麻』と言われる様になったと言う。
私達が食べる胡麻は世界中で約3000種が知られており、白ゴマ、黒ゴマ、金ゴマの3つに大別される。
ゴマの種類による栄養成分に大差はないと言われている。
カルシウム、マグネシウム、鉄、リン、亜鉛などのミネラルが多く含まれ、骨粗鬆症の予防や貧血の改善に効果が有るのね。またタンパク質、食物繊維、ナイアシン、ビタミンA、B1、B2、B6、Eが豊富に含まれる。
脂質は『オレイン酸』『リノール酸』が約80%を占める。
これがコレステロール抑制効果があるのだねぇ。
『リノール酸』は、善玉コレステロールを増やし、悪玉コレステロールを減らす作用が有る事がわかっている。
また黒ゴマの種皮部分にタンニン系ポリフェノール色素(アントシアニン)を多く含む。
ゴマの機能成分で注目したいのに『ゴマリグナン類』(セサミン、セサモールなど)が有る。
ここでゴマの大切な役割は、体の細胞を傷つける『活性酸素』を退治する『抗酸化作用』にある。
人間の抗酸化力は『年齢』『喫煙』『過剰なストレス』などにより減退して行くものです。
そういう意味でも毎日の食卓に『ゴマ』を摂る事が大切になってくる。
おまけに肝臓を強くする作用が有り二日酔いの原因である『アセトアルデヒド』の分解を促進してくれるのでアルコールの分解がスムーズになり肝臓の負担を和らげてくれるのね。
ゴマの成分表の半分を占める『脂質』がこれまた良い働きが有る。
『オレイン酸』は、必須脂肪酸では無いが悪玉コレステロール(LDL)を減らし、善玉コレステロール(HDL)を増やす作用が有る事がわかって来た。
『リノール酸』は、n-6系必須脂肪酸の一つで細胞膜の重要な構成成分になる。
ここにも血中コレステロールを下げる作用が有るので動脈硬化などの生活習慣病の予防・改善に効果が有ると言われている。
ゴマの抗酸化作用の特徴としては???
他のほとんどの『抗酸化物質』は、口に入った時点から活動を開始して血液中でその能力を発揮するが、『セサミン』は、腸で吸収され血液に乗って肝臓に運ばれ、肝臓に到達してから強力な『抗酸化力』を発揮するのが、特徴なのだね。
また『セサミン』は、『抗酸化作用』が強い物質の反面、脂溶性(油に溶けるが水には溶けない)の為、消化吸収が悪いと言う欠点を持つ。
しかし『日本SOD研究会』によるとゴマのセサミンを最も効率よく体内に吸収させる為には、乳酸菌による発酵時に産生する乳酸と、微量の他の酸を配合する事がとても相性が良く、ゴマの有効性を十分に生かせると言っている。
こうしてできた物が『黒胡麻エキス顆粒』なのね。これはSODを使って抗がん剤を使わずに幾つものガンを治してきた丹羽先生が開発した。
詳しくは音羽スタッフにお声を掛けてね!!!
ここで『ゴマの効果・効能』をもう一度まとめて見るね!!!
1)抗酸化作用が有る
活性酸素を退治して、体内の細胞を保護
2)アンチエイジング・美容
セサミンの抗酸化作用による老化防止・美容効果
3)コレステロール・高血圧の予防
悪玉コレステロールを減らし生活習慣病を予防
4)不足した女性ホルモンを補う
女性ホルモンと同じ働きをセサミンがする為更年期障害を改善
5)二日酔いの予防
肝臓の機能を高めアルコールをスムーズに分解
6)がんの予防
セサミンがガン細胞の増殖を抑える
7)育毛と白髪の改善
髪のための環境を体の中から整える
これだけの利点が有るなら毎日の食卓に『胡麻』を使わない手はないね。
脂溶性の為に油を使う料理には、特に吸収が良くなるから務めて使うようにしたら年を取らないんじゃないかい☆彡☆彡☆彡