「仁」という一文字に込めた思い
『仁-私が人生を通して大切にしてきた一文字』
私は音羽歯科クリニックを開設して以来、「医は仁術」という言葉を大切にしてきました。
「医は仁術」とは、医療は単に病気を治す技術ではなく、人を思いやり、苦しむ人に寄り添い、その人のために尽くす行いであるという意味です。
この「仁」という言葉は、古代中国の思想家・孔子が説いた、人として最も大切な徳の一つです。
孔子は「仁とは何か」と問われ、「人を愛すること」と答えています。
私は長年、歯科医師として多くの患者さんと接してきました。
歯の痛みを取り除くこと、食べる喜びを取り戻すこと、そして高齢になっても自分の口で食べられる幸せを守ること。
その一つひとつが「仁」の実践であると考えています。
先日、私の墓標に刻んだ「仁」という一文字について、「どのような意味があるのですか」と尋ねられました。
私は、人生の最後に残す言葉として、この一文字を選びました。
「仁」とは、人を思いやる心、人の苦しみに寄り添う心、そして人のために尽くす心です。
医療の技術は時代とともに進歩します。しかし、どれほど医療が進歩しても、人を思いやる心を忘れてはならないと思っています。
これからも音羽歯科クリニックが「医は仁術」の精神を大切にし、患者さん一人ひとりに寄り添う医療を続けてくれることを願っています。
「仁」という一文字は、私の歯科医師人生の原点であり、最後まで大切にしたい信念なのです。

『医は仁術』の思いを込めて建立した墓標
単なる墓石ではなく、私の人生観を表現したモニュメントだと思います。
★「仁」の一文字 — 医療法人社団仁静会音羽歯科クリニックを創設した時からの信念。
★胡蝶蘭の彫刻 —花言葉によると 『愛情や感謝、永く続く思い』を感じる。
★下部の曲線 — 私が診療の合間にヨットで出かけた海の流れを象徴するデザイン。
「仁」は私の人生哲学であり、「医は仁術」は音羽歯科クリニックの原点。
患者さんやスタッフの皆さんに伝える良い機会に成ると思う。

